打掛(うちかけ)を着る際に帯にさす、短剣のこと。通常は、白い布の袋(懐剣袋)に入っている。
もとは、武家の婚礼衣装から。「女であっても、いざというときには自分で自分の身を守るように」と、嫁ぐ際に剣を身に着けさせたことに由来する。